naoishikawa ウィーン世紀末散歩

オーストリア・ウィーン、現地街歩き1分リポート

20240601 ウィーンからチェスキークルムロフへ。城塔から描く中世の街風景 #レンガ色

前段

4泊したプラハからバスで約3時間のチェスキークルムロフに向かう。

15時過ぎ到着時は、あいにくの小雨。

事前の下調べもせず(いつも通りだが、)スマホ片手に古都の中心部へ。

(結局遠回りの道のりとなった・・・その様子はあらためて書くつもり)

宿は、中心部広場にある案内所のすぐ近く。

ここのところ肉肉しい食事が続いたので、久々に中華を食べたいなぁ、と川向こうの中華料理店で夕飯。(美味しい料理に感激し、結局ここに3日間通うことになる)

本題

ライトアップされたチェスキークルムロフ城が、宿の窓から見える。

特に城塔が、象徴的。

円塔は、ゴシック様式ルネサンス様式が重ねられ(私見)、円塔に描かれた壁画は枯れ果て、中世の味を醸し出している。

あの塔からの眺めを、スケッチしたいなぁ。。。

 

翌朝、朝食後

早速、城に向かう。

宿から5分ほどか、城の案内所でチケットを購入して塔に登る。

(塔の上部には、街が一望出来る回廊がある)

は〜は〜、息を切らし、160何段かの狭く急で一方通行の階段を、登る、登る、登る。

そして、あの回廊へ到着〜〜〜!

 

眼下には、レンガ色の中世の街風景。

赤褐色、白色、淡い茶色、薄緑色、薄青色、薄紫灰色、そして今時期の緑。

スケッチブックを広げ、この瞬間を切り取る。

クチュクチュと織りなすレンガ色の屋根屋根の街が、其々の色と時の色に染まっていく。

寒風が吹く回廊で描いていると、行き交う人々が声をかけてくる。

寒さでかじかんだ手を擦りこすり、描き続ける。

 

ほぼ100年ほど前に、エゴン・シーレもこの回廊で、この街を描き続けた。

 

↓ 臨場感ある1分動画(クリック)をお楽しみ下さい ♪

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