naoishikawa ウィーン世紀末散歩

オーストリア・ウィーン、現地街歩き1分リポート

20260906 ウィーン博物館MUSAで鉄の戦士像を発見!#アート #ウィーン #博物館

8区のアパートからウィーン市庁舎へ向かって歩くこと、

10分程。

リングに面している市庁舎裏手左側の交差点

ここに立つと目の前のビルにある「MUJI」?

いや、

『MUSA』のサインが、目を引く。

このビルは、ウィーン博物館『MUSEUM STARTGALERIE ARTOTHEK』

現代美術の展示や若手芸術家の支援を行っている施設だ。

・住所: Felderstraße 6–8, 1010 Vienna(ウィーン市庁舎の裏手・近隣)

・入場料: 常時無料

・ホームページ

横断歩道を渡っていくと、アーケードになっており、

そこに、厳つい像が見えてくる。

何の像だろうか?

近づいてみると、鉄製の、

それも大量の『釘』が打ち込まれている。

像の説明書き(ウィーン博物館:MUSA)によると、

Iron Soldier『鉄の戦士像』

1915年3月6日(第一次世界大戦中)

Schwarzenbergplatz(シュヴァルツェンベルク広場:

ホテル・インペリアルやカールスプラッツ駅近く)に設置。

寄付をした人は誰でも像に釘を打ち込めることができた。

キャンペーンで集まった資金は、

第一次世界大戦で戦死した兵士の未亡人や孤児を支援する為に使われた。

木製の像には、合計50万本の釘が落ち込まれ、

1934年9月(第二次世界大戦中)このアーケードに設置された。

鉄の像修復設置記念した講演会の小冊子『鉄の兵士:善意のための釘』

は博物館で入手できる、とのこと。

鉄の像の脇にあるのが、ウィーン博物館の入口。

古い建物外装、柱、構造材だが、

エントランスや内部は近代的で整然としている。

 

今回は、博物館見学はパスして

古色蒼然としたアーケード散歩を続ける。

美しい天井や床を愛でながらアーケードを進むと

溜息の景色に出会した。

20260617

 

↓交差点からアーケードに渡り、『鉄の戦士像』を愛でる風景、

臨場感ある1分動画(クリック)をお楽しみ下さい ♪


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20260620 ウィーン8区の神々しい夜明け風景 #マリア教会

友人宅と同じフロアーのウィーン8区・アパート。

ここの暮らしにも少し慣れてきた早朝。

心地よい小鳥のさえずりに

目を覚ます。

時間を見ると、朝4時過ぎ。

ベッドから起き、居間のドアを開けると、

まだ薄暗い。

窓辺にある家具君たち(友人Rさんのコレクション)が、

「おはよう!」と、ささやいてくれる。

夜の暑さを避ける為に開けておいた窓には

夜明けの景色が映る。

 

窓越しに見えるマリア教会に向かって

「おはようございます」

小声で僕もささやく。

マリア教会の正式名称は、

MARIA TREU マリア・トロイ教会。

18世紀初頭に建設され、

300年余の歴史ある教会である。

バロック様式の教会ファサードの時計は、

4時35分を指している。

教会と反対側のウィーン中心街は、

少し夜が明けてきた。

 

早朝のウィーン8区街、

小鳥のさえずりと静寂の中

際立って美しく、

神々しい夜明けの風景に言葉を失う。

そして、

この美しい風景は、

先代からここに住み続ける友人ご家族の

温かい関係性や丁寧な暮らしを見いだす、

こころに響く瞬間、でもある。

 

↓小声で「おはよう!」とささやきながら美しい夜明けの風景を

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20260614 ウィーンの驚き!容器から『現金』へ、ウィーンのリサイクル#リサイクル

『ペットボトルは、捨てないで!』

ウィーンの友人からアドバイス。

そして、

見せてくれたのが

レシートと飲料水ペットボトル。

ウィーン(オーストリア)では、

容器保証金の返金:PFANDRÜCKNAHME(ファントッフナム)

というユニークなリサイクルシステムが、ある。

水、ジュース、ビールなど飲料水を購入する際、

予め商品価格に、

容器(ボトル、ペットボトル、缶)に回収保証費用が含まれており、

容器を回収専用機に入れる(容器の返却)と

回収保証費用を印刷したレシートで返金するシステムだ。

 

1容器=0.25€=¥48(2026年6月現在)
物価高の中、財布にやさしい現金化、です。

現地の友人に聞くと昨年2025年から始まった、とか。

確かに前回2024年には見当たらなかったが、

今では、ほとんどのスーパーに設置してある

PFANDRÜCKNAHMEコーナー。

僕も試そう!

と空ペットボトルや缶を持って近くのスーパー:FOHER ホーファーへ。

 

ちょうど回収コーナーでは

子供たちがママに頼まれたのか、

買い物バックに入れた飲料水容器を返却していた。

返却による返金が子供達のお小遣いとなる。

これは、子供達だけでなく、大人にもおいしい!

 

友人が教えてくれた包装ラベルに印刷された『容器と€』マーク。

このリサイクルマークが対象品。

回収機には

丁寧に回収と保証金返金の手順が示されている。

直径15cm程の穴が回収口。

手順を確認後、持参した対象容器を回収穴に。

この時、リサイクルマークを上に向けて入れないと

音がして容器が戻ってくる。

回収口の上部に読み取りスキャナーが設置されおり

リサイクルマークとバーコードを読み込む為だろう。

回収口の横にあるディスプレイでは

読み込まれた回収容器の本数と返金が表示される。

内容確認後、OKなら緑ボタン:Auszahlung(支払い)

を押す。

そうすると

返金が印刷されたレシートが出てくる。

スーパーで品物を購入する際、

この返金レシートを提示すれば

印刷された代金(この場合、1€)を差し引いた金額で

精算できる。

つまり、

用が済んだ容器は、『現金』なのだ。

それも、

簡単で分かり易い方法での『現金化』。

同時に、

『リサイクル化』。

 

子供達がママから頼まれ(おそらく)、

飲料水容器を抱えて返却する風景を見ていると

とてもスマートなリサイクルシステムに

頷いてしまう。

 

公的機関助成はあると思うが、

このようなシステムに税金投入は真っ当!です。

是非とも日本でも取り入れてもらいたい。

 

↓子供達の返却風景と実際に筆者のお試し様子を
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20260610 ウィーン8区の世紀末建築に感動!歴史の保全と住環境の魅力 #ウィーン #世紀末

滞在アパートのあるウィーン8区。

ウィーンの中でも住環境の良いこの地区は、

世紀末散歩には、うってつけの場所。

 

アパートからトラム駅:ラウドンガッセ(Laudongasse)へ

向かって歩いていると発見!

メルカーガッセ(8.Molker Gasse)にある

尖り帽子の白い世紀末建築。

 

世紀末建築散歩しながら偶然見つけた修復工事中だったのが、

3年前の2023年。

これら3年前の修復中の様子だが、

建物の足元周り、壁面飾り等外観は勿論、

建物設備配管工事も施していた。

 

↓ 3年前、修復中の建物の様子を

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今回、この建築は

すっかり修復され美しい姿に蘇っている。

通りの角に面したアールコーブの出窓と尖り帽子の屋根。

軒下に施された植物文様レリーフも彩色も、とても美しい。

 

壁面ボーダー、窓周り等一様に統一された文様装飾。

ううう〜ん、と唸りながら

あんぐり口を開けた状態で、建築に近寄っては細部を、

引いては、全体構成を目に焼き付ける。

 

ウィーンの世紀末建築というと、

ナッシュマルクトにあるマジョリカハウスやメダイオンハウス

(いずれもオットーワーグナーがデザイン)

等有名な建築が紹介されるが、

名もなき世紀末建築が、

こうして街の至る所に点在している。

 

歴史ある古い建物をあっさりと壊し、

希薄な建物建設を進める効率と経済一辺倒の何処の国とは違い、

建設当時の原形修復を施し、勿論最新技術の機械・設備導入で

現在でも人々が住う住環境の保全、

つまり、

「環境を守る(環境保全)」、

「機械・設備の点検や修理をする(設備保全)」、

「財産や権利を守る(財産保全)」

そして、

歴史の保全をする文化に

最も感銘を受けるウィーン世紀末散歩なのである。

 

↓3年の歳月を経て修復された世紀末建築
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20260608 ウィーン美術史美術館の至宝:ブリューゲル・バベルの塔 #美術

ウィーンは、美術館の宝庫。

中でも、

毎回必ず鑑賞に行く美術館のひとつが、

美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)。

古代〜19世紀に至るヨーロッパ各地の所蔵品は勿論、

3層からなるネオ・ルネサンス様式の建築は

いつ見ても、見応えがある。

エントランスホールの吹き抜け、

マーブル床一面に広がる文様、

「これぞ、美術館!」

豪華な階段吹き抜け

見上げながら、2階へ。

クリムトが描いた天井画、

高揚感が湧き立つ。

企画展(別の機会にアップ予定)は後にして、

お決まりの「ブリューゲル・コレクション」へ。

美術史美術館の人気コレクションだけあって

鑑賞客が絶え間ない。

ゆっくりじっくりと鑑賞できるよう

心遣いのソファが並ぶ。

この国の美術文化の歴史を感じる。

さて、

オランダ・ベルギーの画家:

ピーテル・ブリューゲル(Pieter Bruegel)、

『バベルの塔(Turmbau zu Babel)』

中世の細密画を堪能するか。


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・公式サイト:ウィーン美術史美術館

20260606 ウィーン・8区マリア教会前、歴史的建造物前の素敵なアパートで至福感満載♪ #美術館

イタリア・ジェノアから

ザルツブルグ・ウォルフガング湖で山散歩。

そして、ウィーンに帰ってきました。

ウィーン滞在中のアパートは、

8区Maria church(マリア教会)前にある

30年来の友人であるRご夫妻が所有するアパート。

何度もお伺いするお宅は、建物の最上階、

目前が歴史的建造物の教会という

眺めと環境が抜群。

「こんな所に住めたらなぁ〜!」

いつも話題になっていると、

「え〜〜〜っ!」

お誘いが、の巻。

エントランスの鍵を開けると、

ひんやりとしたホール。

聞けば、建設は120年程前。

ここウィーンでは、比較的新しい?建物。

通路や階段は、確かにその当時の風情。

しかし、

近代的なエレベーターは、

しっかりと完備されている。

エレベーターで3階(グランドは0表示なので、実質は4階)へ。

同じフロアーの向かいが、Rご夫妻の住まい。

で、

こちらがアパートの玄関。

鍵を開け、広々とした室内へ。

永年、Rさんがコレクションした家具や絵画で

コーディネイトされた室内。

ご自宅同様、さながら”美術館”である。

嬉しい!ことに

コレクションの中に

僕が制作し、お贈りした絵画も数点あり

至福感満載の滞在となっている。

↓マリア教会通りからアパートへ入って行く
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20260531 シャフベルク登山電車とウォルフガング湖、幻想的な山散歩#ザルツブルク

Salzburg(ザルツブルグ)駅から

Hallstatt(ハルシュタット)行きバスに乗り、

Strobl(シュトルーブル)で、

No.546 St.Wolfgang(ザンクト・ウォルフガング)行き

に乗換、3年ぶりのウォルフガング湖に到着。

ペンションの部屋からは、久しぶりの湖水と独特な形状の山々。

ジェノアから電車と夜行寝台車を乗り継ぎ、

ザルツからバスの旅は、

流石に疲れが。

この日は湖水景色を枕に、ぐっすりと寝る。

翌朝、しっかり、ゆっくり朝食をとる。

 

腹ごしらえもしたし、天気も良好、

天国に近い(勝手に思い込んでいる)大好きな場所だ。

これは行かねば!と、山散歩に出る。

目指すは、Schafberg(シャフベルク)山!

山頂付近のあの山小屋迄行くぞー!!!!!!

と言っても、

麓付近までかな〜と歩き始める。

 

途中、

登山電車の踏切に遭遇。

登山電車特有の線路を確認しながら、

線路沿いに山道を登る。

 

キタ〜〜〜〜〜〜〜!

ポーーーーー!

赤く可愛らしいシャフベルク登山電車。

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『どうぞ、ここで絵を描いて下さい!』

と、言わんばかりのベンチを見つけた。

眼下の美しい湖と山々、

そして新緑を味わいながら、ゆっくりと描く。

 

描いていると、

ポーーーーー!

赤く可愛らしい

シャフベルク登山電車。

幾度も幾度も通り過ぎていく。

 

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絵も描けたし、登山鉄道も愉しめたし、

今日はここまで。

下山散歩も楽しい。

かなり降りてきた所でひと休憩。

木陰のベンチに腰掛けると、

涼しい風と小鳥のさえずり。

 

ここは、

天国に近いところ。

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夕闇から始まる夜景が、

実にイイ!

頭を空っぽにして、

自然の感性のままにココを味わう。

 

何度来ても、

優しく受け入れてくれる

ザルツブルグ、ザルツカンマーグート(湖水地方)

ウォルフガング湖は、

僕にとって

天国に近いところ。