20230708 ウィーン 世紀末芸術画家クリムトの壁画:ベートーヴェン・フリーズ
ゴールデンキャベージことウィーン分離派会館の地下に、クリムトが描いた壁画「ベートーヴェン・フリーズ」がある。
まさに、ウィーン世紀末芸術の建築と絵画の融合空間。
1901年、第14回ウィーン分離派展示会のために描かれたこの作品は、当時ほかに注目浴びた作品はベートーベンに焦点をあてたもの。
ベートベンの第九交響曲に基づき、正面左から「幸福」、正面「敵対」、そして「歓喜」 の三部作で描かれている。
フリーズとは、連なる帯状の装飾のこと、と解説がある。
近づいてみると、宝石やモザイクなども施した装飾芸術。
ヘッドホン越しに「第九」が聞こえてくると、壁画と重なる様に当時の空気が蘇ってくる不思議な空間なんだなぁ。
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